2020年10月18日日曜日

VLOG 20201018

なぜだか最近色々なところでマクドナルドのマーケテイング失敗例の記事が私のタイムラインに上がってきています。

たぶん、それはヘルシーメニューやヴィーガンメニューが流行りだしているのと多様性に関して大勢の意識が向いているからだろうと憶測します。

実際、私はヘルシーメニューなんか気にしていません。
自宅に帰ればコンビニフードで暮らしています(笑)

2010年6月末に期間限定で販売された「タワーバーガー」

どのファーストフードでもヘルシーなメニューはあって欲しいのは確かですが、本当にヘルシーな食材を求めるならまず、ファーストフードへ行きますか?

そこは愚問としてですが、なぜマクドナルドでサラダが失敗したかというのを考えてみたいです。


サラダは実は奥が深いんです。

みなさん、野菜を刻んで提供すればいいだけだと思われるけど、実際はそれは一つの要素でしかないのです。

奥が深いのはなぜかというと、野菜の品目ではなく、醍醐味がドレッシングだからです。

野菜の味は変わりません。

ケチャップやマスタードもメーカーによって味は多少なりに変わります。
しかし、それがデルモンテだろうがハインズだろうか気にしてケチャップを掛けてますか?

マスタードも同様でフレンチだろうがハインズだろうがも同様です。
マスタードによってイエローやディジョンによって味と風味は変わりますが、主体はハンバーグ(肉)なんです。

サラダの主体は野菜ではなく味を決めるのがドレッシングだということです。

肉をベースに考えている人たちはそこに気づきません。

日本ですらドレッシングには和風(醤油ベース)ですらオイル・ノンオイルがあります。
海外へ行きますと、無数のドレッシングを味わうことができます。

つまり、ドレッシングの好みが選べないとサラダは成り立たないんです。

現在、日本外国特派員協会(FCCJ)のバールームでも同様ですが、レストランサービスを提供している会社が会員に選ばせてくれなくなりました。今までは最低でも和風、イタリアン、フレンチ、サウザンアイランドくらいは選べましたが、今は提供していません。

そうなると、スタッフに「ドレッシング掛けないで!オリーブオイルとビネガー持ってきて。」と裏メニューではないけど対応してもらうしかないのです。

今は気の利くスタッフが常駐してなく、それすらやってもらえない感じがして、どんどん会員が来なくなってしまっています。

つまり、ヘルシーメニューは難しいんです!