2020年11月2日月曜日

VLOG 20201101 IODATAのビデオキャプチャデバイス

今、使っているビデオキャプチャデバイスが実はちょうど5年くらい前に購入したものだった。


しかも、最初からちょっとイマイチ(なぜだかマイク端子が反応しないのか音が入力できないのと致命傷は映像と音の同期ズレ)

マイク入力が出来なく、色々と工夫をしたから克服したけど、同期ズレは厄介だ。

さて、なぜ同期ズレが起こるのか考えてみた。

ここにはいくつかの要因がある。

ビデオで言えば、映像と音声は違うエンコーディングしているから転送時にズレる。
だからこそ、プロ機材にはロックドオーディオ(Locked Audio) という概念があり、信号を入れてズレを防ぐようにしている。

これがデジタル→アナログになると、この信号が失われてズレることになる。

次に、エンコーディングの複雑さが違う。
つまり、マシン性能にもよるが(今回はハードウェアキャプチャーデバイス)、MPEG4 (H.264) に画像をエンコードする際、もちろん音声のほうが早く処理が終わる。それだけ画像は大変である。
しかも5年前の製品だからエンコーディングチップは大したことないわけです(笑)

もう一つ、ビデオの世界でいうと、DVDとかを考えてみた場合、NTSCで29.97FPS(1秒間に30フレームのドロップフレーム)のときに音声が48000Hzや41000Hzでエンコードされる。
30フレームだろうが29.97だろうが割り切れないわけですよ。
余分なフレームが出てきて、これでどんどん画像だけが遅延していくのです。
そうなると声のほうが先に聞こえて、唇が後から動く。

これがとっても違和感あるわけです!


これを補うために、最初の「ロックドオーディオ」があるわけです。

そんな古い装置を使って今まで、映像と音声をPremiere Proで職人芸的に合わせていたわけですw

それがイヤで、ちょっと違うキャプチャーデバイスをアマゾンから購入したんです。
これが全く使い物にならなくて(USBメモリやSDに保存出来なく、USBを介して別の配信マシンへ転送する)−−いわゆる普通のキャプチャーボックス的な役割をする。

これはこれで、ちょっと違う用途で使っている(デュアルモニター)のとき、マシンの切り替えスイッチ的に利用しているので便利でもある(笑)

今日はこのIODATAのGV-HDRECを試してみました



一つだけ落とし穴があった。

これはパソコン要らずで編集出来るので、この画像の四角いところがモニターかと思った。
この金額でありえないだろうwwwww



うん、たんなるシールを貼るところだった!(笑)