2011年5月26日木曜日

Wireless Japan 2011でTVUPackに遭遇

現在、Facebookでかなりの広告を出しているStar CommunicationsさんがWireless Japan 2011で出展していて、お話を伺う機会があり、TVUPackを見てきた。

TVUPackはワンマンでカメラマン一人で現地へ行ってUstream配信が可能な装置である。
では何が今と違うの?と言うと、パソコンを持ち歩かなくても良いと言う大きな利点がある。
ハッキリ言って、これほど便利なモノはない。
私も毎週湘南アートTVでUstream番組を配信しているが、パソコンを持ち込むのが一番ツライ。そして装置の突然なハングや不具合だ。何しろカメラが多くなればなるほど故障の確率が大きくなるからだ。これはその悩みを消してくれるモノだ。

http://www.youtube.com/watch?v=JO21HiaMlVk

上記の紹介しているアドレスが私が現場で撮影し、先ほどアフレコを入れた映像だ。
この装置はカメラマン1名で現地へ行ける。通信装置をオンにすれば電波が入るところなら飛ばせる。
最大10個までの通信装置を接続出来て、それにより約3Mbpsくらいのスループットにてハイビジョン映像を配信することが可能である。勿論それはエンコードされているデータのビットレートだ。
WiMAXやLTEにも対応しているとのことで今後の活躍を見守りたい。

導入コストが非常に高いことは確かだ。レンタルでも10万円弱はする。更にサーバを自前で建てるか、または東京のS社へ行って自分でサーバを借りて設定をしなければならない。サーバの他にもう1台Ustream配信マシンが必要だ。これはサーバでエンコードされたデータをWebcasterやUstream Producerで吸い上げて、配信する手段だ。
この集団を用いるためにはもう1名の作業員が最低でも必要になる。つまりチームで活動しないと活用出来ないシステムであることは間違いない。導入コストが200〜300万円くらいはするだろうと。

うぅ〜ん、まだ早いのは確かだが、便利であることは確かでもある。費用対効果を考える必要がある。