2012年3月14日水曜日

Siri日本語化

Apple がiPhone iOS5.1にアップグレードして噂されていたSiriが日本語に対応し、色々と遊んでいる。

Siriは多くの人によって既にテストされている。
日本語もお世辞でも認識が良いとは思えない。
電話帳の人を探すにも、ひらがなやカタカナで登録していると、漢字を探すので全く機能しない。
つまり「オヤジ」で登録していると「オヤジに電話する」と伝えても「あなたの親父さんは誰ですか」と答えるので「オヤジ」と伝えてもラチが明かない。

更にSiriの問題はセキュリティをバイパスすることが出来る。
立ち上げてから「自分に電話」を伝えると自分の登録が表示される。
電話番号を伝えればそこに電話する、しかし認識は悪いことは確かだ。

一番大きな欠点は「日本語モード」とか各国語モードでは、その国の情報しか検索できない。
つまりアメリカ人が日本に来てSiriに検索を英語モード(米国)で伝えても「圏外」になる。
Googleのサーチはそんなのではない。
それに日本語もあまり完璧ではない。すぐわからりませんと返事をする。
iPhoneやAndroidのGoogle 音声検索システムの方がずっと便利であることは確かだ。

それともう、一つ、Siriで検索するとネットにパケットがガンガン飛ぶ。
パケ放題は必須だが、これが従量制になったらすぐに怖い。
先程 iptraf で流れるデータを見ていたが、かなりの量が1検索のやり取りで流れるのが確認できた。
正確でもないのであまり使いたくない機能だ。
英語の方言だけでもかなりあるので、それを認識するのも多分不可能の領域である上に、言語と国設定が一緒であるのがアップル Siri の敗因かな。

取り敢えずこの映像を見て笑って欲しい:
http://www.youtube.com/watch?v=SGxKhUuZ0Rc