2014年12月17日水曜日

3Dプリンタの落とし穴w

武藤工業さんで3D SystemのCube X Duoを扱っている。次世代のProは扱わないとのことだが。
実際は武藤工業さんの3Dプリンタを使ったほうが精度も樹脂の選択もランニングコストもずっと安いので良いのだが、Duoよりも大きい。

ここでそれを言いたいわけじゃない。
落とし穴と言うのは実は3D印刷をしたときに、土台が不安定なモノはサポート台が必要である。

サポート台はイビツにしないために存在する。これが単色の3Dプリンタだと同色で作られてしまうので本体と区別が付かないこともある。

もっと重要なことは、サポート台を外す時、同じ材料(樹脂)だと設計により外せないことも出てくる。つまりニッパーとかでサポート台のみを取り壊すことが困難な場合がある。

そこで水性の素材をサポート台で作ることに寄って試作品が出来上がってから水に浸けておくことによって柔らかくなったり、水酸化ナトリウムでへにゃへにゃにすることで取り外しが容易になる。

Cube X Duoの場合は水性樹脂がないのと、サードパーティ製品の樹脂が使えない(IDチェックをしている)のでいくら色を変えたとしても土台を取り外せない問題が生じる。

そこで武藤工業さんの2色対応の3Dプリンタだと樹脂とサポート台用のと装着することができるが、ハッキリ言って、A3コピヤくらいの接地面積以上が必要なんだ。

落とし穴と言うのはそこなんだ。
値段はCube X Duoよりもちょっと安い。
そして作れるモノの大きさも30cmの板の上なのでかなりの大きいモノが作れる。

でも接地面積が・・・

悩む余地はないのだが、サポート台の設計も考えながら製品設計をしないとならない。

あっ、ちなみに私は形状の設計をしたことがないド素人です。石器時代にプリンタやコピヤの電気回路やプログラム(ファーム)とかは作っていたけどメカ(形状や外装)設計はやったことない。

そしてどんなソフトがあるの?って伺ってみたら、Shade 3Dとかで出来ますよって!

あっ、ここはイーフロンティアさんだ・・・つい昨日会社更生法を定期用した情報が流れていた。
2014/11/25に販売契約終了していたとは。

∑(゚Д゚)エ!? こう言うのはAV産業トップになりつつあるDMMで作らせろって?
いやいや、そう言う問題じゃないんですよね。

頭痛いわ〜