2009年6月30日火曜日

Funeral Biz@横浜パシフィコ

この時期に綜合ユニコム社が主催する葬祭業のビジネスショーが行われる。
パシフィコに移ってきてこれで3回目かと思う。
去年はかなり会社が参加して場を盛り上げたが今年は、正直な意見、蝋燭の灯火が消えそうだった。
業界に元気がなかったと言うより、会場に活気がなかった。
定番で参加している会社はあったが、今まで参加していた会社の姿が見当たらない。

人材(固定費)をどう減らすか、設備投資をいかにしないで現状維持するか、ソフト部分で会葬者に何を持て成せるか、つまり経営として当たり前だが、心のしわ寄せが見え隠れしていた。
葬祭業と言うのはソフトウェア的な作業。確かに祭壇、棺、霊柩車と言うハードがあるが、客はそんなの見ちゃいない。従業員の接客、現場での対応、誠意を見せる、きちんとしたお持て成しが心に残って「あぁ、良いご葬儀だった」と言う。利益は後から付いてくる唯一の産業かも知れない。

我が社が作っているメモリアルビデオなどはセミハード・セミソフトと言う分野に入るだろう。
ビデオと言う視覚的(ハード的に)に心(ソフト的)に訴求し、お客様の記憶に残ってもらう。
デジタルフォトフレームはの活用はハード部分。流れるデータはソフト部分。
葬祭業はもっとお客様に感謝せねばならない。感謝するから人が寄りつく。