2009年12月31日木曜日

変な視点

私、今年読んだ本でどうしても気になるところが幾つかありました。
1.「結果を出す人」はノートに何を書いているか Nanaブックス 美崎栄一郎さんがご自身を「会社員」と位置づけていらっしゃる。
世の中の会社員の方々に失礼かも知れないが、敢えて書かせて頂きます。本当にそうだとしても、これだけアンテナを張り巡らせていらっしゃるお方はそうザラにいらっしゃらない。通常ならご自身の会社で企業コンサルタントをなさってしまう方が多い。
2.葬式の値段にはウラがある 草思社 黒木昭雄さんの本ですが情報は多少古いのですが、ご自身の体験で書かれていらっしゃるのは素晴らしいです。しかし、元警察官であったご自身は知らないでしょうが、警視庁(東京)と各県警(地方警察)では葬儀社の役割が現場から違うこと。今では「明朗会計」を歌っているイオンが出てきましたが、葬儀社から多額の手数料バックを要求している。更に厳しい罰則制度も。優位な立場を利用している大手は独禁法に触れないかな~。大手だって信用は出来ない。
3.万年筆を極める かんき出版 赤堀正俊氏(監修) 株)エディ・ワン(執筆・編集協力)さんのおかげで万年筆を更に愛用する羽目になりました!今では文具店で万年筆探しが趣味になりました。でも自分相応の物(1万円以上はありません)がなかなか発見出来ず。来年はそれ以上の物を買えるようにガンバル!
4.人づきあいのレッスン ダイヤモンド社 和田裕美さんの本、すごく感動しました。わくわく伝染ツアーにも参加しちゃいました。しかしイベント前でテンション地獄まで堕ちました。原因、色々とありました。自分が追求する価値観は参加者とは全く違うと言うところにあると感じました。
5.効率が10倍アップする新・知的生産術 ダイヤモンド社 勝間和代さんの本、昨日や今日の本ではありませんが、自分を見直すところがかなりあり、良い視点で共感。でもスーパーウォマン勝間さんみたいにはなれないから自分なりにグーグル化すれば良いと。
6.仕事の5力 中経出版 白潟敏郎さんの本、また来年も読み返そうと。

まだまだありますが、書ききれません。そして今年、読めなかった本がかなりあります。更に見ることが出来なかった映画DVDも。机の上に山積み。「おくりびと」と青木新門さん「納棺夫日記」も課題です。一つひとつをクリアして行きたいです。

葬祭業も波乱の時代。イオンやGooによりティア系列の大手が本格的に参入。でも請負は末端の業者や葬儀の「そ」の字すら知らない人たちもいる。明朗会計と歌いながらそうでない。しかし、花の一本まで単価出すの?って言うとそれは間違え。海鮮丼食って「マグロの価格を聞く人」はいない。でも業者はもっと謙虚に、そしてオープンにしないといけない。黒木昭雄さんが書かれているように葬儀社がお客の葬儀価格を決めてはならない。
温暖化ガス25%削減?無理と言うのは言い訳。決めたことにはどう達成するか検討するべし。でも二酸化炭素だけが悪者じゃない。エコカー(電気自動車)だって偽善エコだ。どこでそのエネルギーを作っているんだ?!と言う認識をして欲しい。メーカの広告に騙されてはいけない。欧米ではその手の広告は真実の誤誘導との事で禁止となったと読んだ。

民主党は政権を維持してからまだ日が浅い。試行錯誤をしているが今の日本にはその余裕すらないことを理解して欲しい。しかし、来年は全ての業種により良い年であって欲しい。