2010年1月23日土曜日

NTT Docomoのスマートフォン

ソニーエリクソンからアンドロイドOSを載せたスマートフォンが発売されると先日発表があった。
そう、発売は今年の4月と言うこと。まだまだ先の話し。
それでも業界は賑やかだ。いや、ホントは賑やかさではなく、不振で賑わっている。
ドコモが巻き返しが可能なのか?

今までドコモがガラパゴス状態を作ってきた。
ユーザの囲い込みで独自戦略を貫き通すために。
ドコモの見方として、Mova時代はそれで良かったかも知れないが、3Gになってから世界が繋がり始めたことを意識していなかったので失敗と言わざるを得なかったのだろう。
それにビジネスのやり方がかわったことも。販売奨励金に疑問符を打ち出した総務省が0円携帯を自粛するように促し、ユーザは気楽に端末を機種変更しなくなった。そこにiPhoneがやってきた。
ソフトバンクのしたたかさとAppleの販売戦略によるビジネスのやり方で利益共有型でドコモは負けた。
AppleのiPhoneが日本の携帯から見ると、優れた機能は殆どないに等しい。ハッキリ言ってハード的には劣っているとでも言えよう。しかし、何故こんなにiPhoneが普及したかと言うとアプリの多さだ。そしてそれをサポートするAppleの姿勢。

日本は勝手サイトが多くあるが、自由にアプリを作ることがあまり出来ない。とくに機能を制限している。ドコモだけではなく、auも同様。Brewによるアプリでは制限がかなりあると言っても過言ではない。それにソフトバンクの他の電話も同様。逆にアップルはナンでもOKになってしまった。

Androidもある意味、ナンでもOK。Blackberryは違う。それを選んだドコモ。ブラベリは日本人には受け入れられないと言っても過言ではない。断言出来る。簡単な理由。使いづらい。操作性とデザインが悪い。色を変えたら余計悪くなったと言えよう。それに自由に使えるアプリがないし、作れもしない。変なビジネスプランにも加入せねばならない。日本語書体も汚いし、日本語に支障がある。負のスパイラルまっしぐらの携帯。
1/21にパケホーダイ・ダブルとBIZが統合されることがアナウンスされた、これで少しは解消されるか。今ごろかよ?と思う。あまりにもユーザを無視したビジネスだったな。
では、ノキアは?これもハッキリ言って今のノキアは頂けない。海外機種の日本語対応がイマイチだ。それにアプリもまともに出ていない。これも負のスパイラルだ。

WinMobileは?と言うと、これも個性がない。メモリ管理に制限が多すぎる。使いづらい。勝手なことをされる。反マイクロソフトの気持ちがある人は使いたくないだろう。それにアプリがない。それを紹介するiTunes Storeみたいなところもない。iPodと一緒に使えない。

日本は未だにSMSをキャリアを超えて発信出来ない。これは非常に面倒くさい。ちょっとメールを送るにしても使えない。相手の電話番号を知っていても気軽に連絡を入れたり、「ただいま会議中」ですと言うメッセージすら送れない。使いづらいシステムだ。でも何れは解消されるだろう。

ウィルコムは都内以外使いようがないと断言する。つながらない、遅い、信頼性ない、移動中はダメだ。安かろう悪かろうとしか思えない。
総合的にキャリアとしてしっかりしているのがアンテナを多く持つドコモだろう。iPhoneがドコモから発売されていたならきっとドコモの一人勝ちだったのだろうが、ソフトバンクのしたたかさに負けた。これは所謂政治とでも言えよう。

ドコモは今までユーザを騙し続けたとでも言えるくらいの罪がある。それがi-Mode戦略だ。
お財布ケータイ、ワンセグ、その他諸々、いるの?必要な機能はソフトで提供すれば良い。
後は外部装置で対応させれば良い。ケータイを軽く、楽しくするにはユーザからの見方が必要ではないか?
ケーキだってデコレーションケーキは貰っても嬉しくない人は大勢いる。それよりスッピンにしてチョイス出来るようにした方が嬉しいと思うのは私以外大勢いる。

# それがiPhoneだ。自分なりのケータイ。