騒がれている割には日本では息を殺しているような感じがします。
米国ではさすがGM、Ford、Chryslerと言う宿敵がいるから相手を陥れるのにあること、ないことを騒ぎ立てます。それが米国では許されるのと、いざ裁判で勝てば尚更。でも今回の批は明らかにトヨタ側の設計だろうと。
世界一の座を得た途端にこのザマと言うのは相手（米国）がプライドを傷つけられたと言うことで集中砲火にあったのだろうと。それと政治的な駆け引きで、ビッグスリーの販売増加キャンペーンに填められてしまったのかと言う見方も出来る。
それは置いといて。
まず、世界一とか日本一になればJALも然り、きちんとした経営理念のビジョンがなければ突然不幸が訪れたら谷底以下の地獄へ突き落とされる。トヨタ側にビジョンがあったとしても、下請けのイジメや職業差別をするようであれば尚更だ。
以前、クラウンアスリートの寝台霊柩車を注文しようとしたら、各ディーラーさんがメーカ側からこの車は葬儀屋の車のイメージがあり、会社としてイメージが悪いので生産中止にしたと我々に伝えられた。正しく職業差別的な見方だ。我々葬祭業は、このクラウンアスリート寝台車がスゴク良い車なので注文していたのに。ありがたいことの仲の良いディーラーさんは国内中のネットを探して確保してくれた。
トヨタと言うのはそう言う会社であると皆さんに認識して欲しい。Japan Bashingの標的になったのも自業自得ではないかと思うのは私だけじゃないはず。
確かにプリウスは良い車だ。先日プリウスタクシーに乗ったら、以外と力があり、且つ低燃費だ。そりゃ、石油業界は良くは思わないし、米国の車産業だって美味しいところを全て持って行かれたからには。でも考えて欲しいのは、トヨタだって努力をした。しかし世界一になったから引き吊り下ろされたのだろう。
ソニーのCEOはWales出身のアメリカのジャーナリスト兼プロデューサであるからNo1になってもならなくても引き吊り下ろされることはないのだろう。
要は米国の人種差別の何者でもない。そしてトヨタのおごりとしか思えない。最後に政治で負けた。
