2011年6月16日木曜日

忘れた頃だろうと SMS 各社相互乗り入れ

忘れていないだろうか?
来月の7/13より各社のSMS通信(090/080でのメール)のやり取りが解禁されることを。
海外では当たり前のことで、SMSとMMSと言うのが存在する。これに準拠しているのが現在はソフトバンクのみ。アップルのiPhoneを利用している人たちには馴染みがあるモノだが、他の人たちにはこの概念がわからないはず。

SMSは基本的に音声回線を利用して140文字(半角)を流す仕組みで絵文字とかは一切受け付けないのが基本。但しソフトバンクだけは使える。海外はNGだ。何が便利かと言うと相手の電話番号だけでわざわざメールを送ることもないし、メルアドを聞くまでもないところで情報を送れる手段である。

しかし、これが今までは多く悪用されたのも事実だ。まだ通話料が高く、パソコンに接続したケータイ端末から大量に090宛に迷惑メールが送られた。これは日本だけの特有のじゃないのも事実。さて、これらを解禁することによってドコモ→AUへ送ることも可能になる。すごく便利になる。日本の場合は70文字(全角)が基本で1文字でも全角が入ると総送信文字数が70になってしまうことを忘れてはならない。

MMSとはマルチメディアシステムであり、データ回線を利用して140文字以上の場合に送るときに利用される。iPhoneは自動的に識別する。これによって音声しか契約していない回線だとMMSは送れない。つまり今まで海外で購入したケータイではSMSしか送れなかった。とくにンッtドコモはiモードが使えないのでSMSしか送ることしか出来なかった。MMSはdocomo.ne.jpの回線となるからだ。
SBMではケータイ機種認証があったが、それを騙すことはいくらでもあった。

さて、問題はAu KDDIだ。ここはチョイと厄介だった。何しろ通信方式が3GのW-CMDAではなく、CMDA2000と言うやり方だった。これは米国のVerizon社と同じ方式だ。技術的にはここでの説明を割合する。

実は海外の携帯へのSMSのやり取りは以前から出来ていたのを知っていたか?

そう、国内は規制していながら海外からのはザルであった。これは海外から迷惑SMSを送って来る人はまずそういないと言うところから来ているのではと思う。でもズルイと思うのは私だけではないはず。まぁ、これで国内が7/13に解禁になれば(ウィルコムだけはダメ)便利になることは確かだ。

一つ大きな問題は、回線規制が掛かった時だ!
実はSMSは先ほど記述した通り、音声回線を利用している。つまり災害などが発生して回線規制を掛けられた時には送信が出来なくなる!これは頭に入れておいて欲しい。

さらにドコモとソフトバンクはSkypeからのSMSは受信できる!AuはSkypeからは受信出来ない。これが緩和されると嬉しい。