2008年2月29日金曜日

Vista vs XP の軍配は Vista だって!

先ほど、Yahoo.co.jp に載っていた記事に目が点になった。(・_・)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000005-cwj-sci (このリンクは無くなるだろうけど)によるとMSが調査を依頼し、ビスタ対XPをやって殆どビスタが勝ったと言うことだ。疑問に思うのは私だけではないはず。元は Principle Technology 社の記事だ。
http://www.principledtechnologies.com/Clients/Reports/
Microsoft/VistaSP1XPVistaHomeResp0208.pdf (一つのライン上に書く)

まず、4台の別のスペックのマシンでコールドブートしてからテストをしたとのことだ。コールドブート直後はビスタの方が速かったとのことだ。XPと競争して1つのテストだけ0.5秒違いでXPの方が速かったとのことだ。

問題はここからだ。彼らはXPを再調査しなかった。去年のデータを下に利用したとのことだ。最近のパッチのアップデートだとXPは非常に重たくなったことは確かだ。そう言う意味だと最初からシステムに組み込まれている修正を得ているVistaの方が速いかも。そうなるとこの記事は正しいのかな(爆笑)。しかし私が言いたいのはMSのボロなパッチを当てる前のXP SP1で競争させたらどうかな?Vista同様の出荷状況と同様に。実用性はないかも知れないが。

さて、次にXPとVistaでOSの処理能力がVistaの方が上だったとしても、アプリ間でのデータのやり取りやタスクを繰り返された場合はどっちが速いか。これは実用テストだ。ウォームスタートからのテストを行ったみたいだが、これでは不十分だと思う。

それではXPが256MBで動作するからVistaもそこまで下げたらどうか?メモリをギリギリにしたらまたどうなるだろう。最初からVistaは高スペックのマシンを要求している。そりゃ、メモリ管理はXPより上手くなっただろう。更にハードも進化しているんだから。同じマシンを利用した?同じマシンの同じスペックか?これが疑問。

自分がVistaを触った感覚だろう明らかにVistaの方が余計なお世話をしてくれて(確認事項が多い)トータルな処理速度がダウンした。更にハードも一部動作しないモノもあった。富士通のマシンでSDカードが2GB以上認識しなかったなど・・・まぁ、ドライバの更新でなんとかなるでしょうが。

それにOS標準で付属のソフトよりXPで利用していた軽いソフトでやり取りした方が便利かと思う。VistaはMac OS-Xを目指していたのがわかる。OS-X 10.5 Leopardが実は10.4 Tigerより軽くなったと言うのだから驚いた。しかしユーザに不人気な機能も沢山あるみたいだが、今回の新しいアップデートでアップルが解消してくれたみたいだ。それを言いたいのではないのだが、処理が重なるとVistaの方が断然遅いと感じるのは私だけではないはず。実社会でブーイングなのはそのせいではないか?それにUIも変わったので戸惑うから尚更仕事が捗らずに作業が遅くなる。これは致命傷だ。

この記事にはちょっと待った!を掛けたいのは私だけではないはず。